これはわたしの離婚した元夫との話です。
離婚理由はひとつではないですが、理由のひとつの中に『セックスレス』が含まれます。
『セックスレス』とひとことで表しても、カップルによってさまざまな事情や状況があります。
女性側が拒否をしてしまうパターン、逆に男性側が拒否をしてしまうパターン、長い期間生活を共にしたことによるマンネリ、性格や価値観などカラダ以外の問題が影響しているパターン、仕事の激務での体力消耗、日常の疲労、病気など…理由はさまざまですが、双方が納得しているケースを除いて、拒否をされる側の心のキズは深いもの。
わたしの場合は、男性側が拒否をするパターン。つまりわたしが元夫から拒否をされていました。
同棲開始したのはいいけど、生活リズムが合わなすぎた
付き合って8ヶ月でお互い実家暮らしをやめて同棲をはじめました。
同棲開始とお互いの転職が被っていたこともあり、スタート時はバタバタでした。特に彼は慣れない職場で朝から晩まで働いていて、わたしから見てもしんどそうでした。
わたしも転職をしたばかりでしたが、なるべく彼を支えようと家事全般を担当しました。
朝は彼が起きる前にわたしが出て行き、帰りはわたしが寝床についてから彼が帰宅する生活リズムでした。仕事の日は夜にわたしが起きていれば会話が少しある程度でした。
休日は彼の負担にならないようわたしも個人で予定を入れ、彼にも自由に過ごしてもらっていました。
平日はすれ違いの毎日、休日はお互い個人行動。そんな生活が数ヶ月続き、一緒に暮らしている割にはふたりの時間が少なすぎることに気づきました。
同棲初期から気づき始めた不安要素、『回数の減少』
性欲が少ないカップルも中にはいますが、基本的に付き合いはじめからセックスの回数が少ないというのは珍しいですよね。付き合いたては1番盛り上がる時期でもあるし、男性側からすると、「自分のものにしたい」という狩猟本能が働いています。
わたしの場合も例に漏れず、同棲前はそこそこの頻度でホテルに行っていたし、同棲してからも2〜3ヶ月は順調でした。
ただ、同棲前は彼が無職だったので曜日や仕事の有無は関係なくしていましたが、転職をしてからは暗黙のルールで「休みの前日」または「休みの日の遅くない時間」にする流れになっていきました。
そうすると週末以外はスキンシップがなくなります。週末も2日連続ですることはなくなり、多くて週に1回、タイミングが合わなかったり、予定が入っているとまったくない週も出てきました。
セックスレスが原因の喧嘩が増えてくる同棲2年目
1年以上だましだまし過ごしていましたが、スキンシップのない日々はつらいものがあります。
「もっと愛情を感じたい」「女としての魅力が落ちたのだろうか」「付き合い当初は相手から求めてきていたのに最近は自分からばかり」…いろんな思いが脳内を支配しました。
相手に気を使って求めすぎないようにしていましたが、それでも断られる回数が増えてきて、そのたびにメンタルは削られていきました。
話し合いをしようとしても、性の話題になると歯切れの悪い返事しかしなかったり、はぐらかされることが多かったです。
わたしのメンタルも限界に近づいたある日、
「このまま一緒にいるのはつらい。」
と別れることも視野に入れて、本気でセックスレスに悩んでいることを伝えました。
こちらの希望をすべて受け入れてもらおうなんて考えていません。彼はセックスレスについてどう考えているのか、今後も向き合っていく気はないままなのか、今の状況が少しでも改善するようにふたりで話し合いがしたくて打ち明けたのに、返ってきた回答は状況が変わるものではありませんでした。
「したくなるまで待ってほしい」と言われたが…
彼の言い分は、「仕事が忙しすぎて肉体的にも精神的にも負担がかかっている。それによって性欲は減退。君の魅力がなくなったとか、好きじゃなくなったとかではなく自分の問題だから、自分でなんとかする。ひとまずこちらがしたいと思えるまでは待っててほしい」という内容。
これを聞いた当時は、ここまでセックスレスのことをはっきりと話し合えたのが初めてだったので、「なんとかする」「待っていてほしい」という彼の言葉を信じて期待していました。
けれど何ヶ月経っても状況は変わらないし、わたしの悩みも無くなりませんでした。
それどころか、「一度話し合ったのに」「待っててって言ったのに」「なにか変わる努力や対策はしているのだろうか」と期待した分相手にガッカリする気持ちが生まれていきました。
あとから思うとこのときの彼の言葉は、その場凌ぎの言葉に過ぎなかったんだなぁと思います。
現に、「結婚前にセックスレスの話し合いをしたときに言った言葉覚えてる?『待ってて』って言われてわたし何ヶ月も待ってたんだよ」と元夫に言いましたが、本人はまったく覚えていませんでした。
スキンシップができない側の人にも事情があることは理解していますが、それをはぐらかしたり、パートナーの悩んでいる姿に向き合わずに曖昧にして過ごしていいのでしょうか?
せめてできない理由や自分が抱えていることを相手に説明することが、拒否をする側の人ができる精一杯の誠意ある対応ではないのでしょうか?
そんな大きな問題を抱えたままのわたしと元夫でしたが、同棲3年目になり、年齢的にも時期的にも”結婚”の文字がチラつきはじめます。
わたしがとった行動とはーーーーーー?
後編はこちら↓


